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March 3rd, 2018
色打掛「菊花青海文」
青海文様は、平安時代の「青波海」という、めでたい演目の舞楽衣裳の文様として用いられ、内海の静かな波を表して絶え間なく広がっていく波の力と永続性を、長久の瑞祥として賞でられてきました。
おめでたい吉祥文様である青海の中に、節ごとの柄を施し、菊の花をメインに愛らしく咲き誇る様を描き上げました。
女性らしい優しい色使いが晴れの日の花嫁様の表情を朗らかに演出する、西陣織のご婚礼衣裳打掛です。